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秘密の場所
1963年6歳の思い出
「Marcoの姿が見えないのよ」うたた寝をしていた私の耳に 優しいMamの声が聞こえた。欄干に干した布団に潜り込んでから 随分眠っていたのだろう。最近MamはTokioのことで忙しい。だからこんなに探してくれてるのは心地よい。 「もう少し隠れてて驚ろかしちゃえ」布団の中はポカポカで気持ちいいし、もう少し隠れていることにした。


ところが段々Mamが慌てだす。「どこにもいないのよ」
kinchan「オレ 公園探してきます」
Mam「悪いわね お願い」


早く見つけて。ここだってば。「公園にもいません。交番に届けますか」Kincan
どうしよう、ジャジャジャ〜んって登場してみるか…。いや完全にタイミングを逃したようだ。