大佛の小径
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鎌倉 大佛の小径を歩く 2012年04月07日

《大佛(おさらぎ)の小径》

若宮大路の喧騒をのがれ、路地に入ると、黒塀の続く小径があります。この道に面して鎌倉文士・大佛次郎の自宅と迎賓館があったことから、今でも「大佛の小径」と呼ばれています。


この辺りは、車も通らない細い路地が、曲がりくねって続いています。公道がいつのまにか私道になって、そのまま ひとんち の敷地内にに入ってしまうこともあります。
道を急ぐなら大路を、のんびりしたいなら小径をということかしら…。


今日は、辻子幕府跡(宇都宮稲荷神社)から、若宮大路幕府跡(大佛次郎邸付近)までの小径を辿ります。

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《小さな遷都》
嘉禄元年(1225年)北条政子が亡くなると、北条泰時は、幕府の緒庁舎を宇都宮辻子に移します。源氏三代の政権から北条政権の世に一新させる為でしょうか。泰時は、この地で新将軍、藤原頼経の元服式を行ったり、御成敗式目を作ったりしました。泰時さん、随分活躍した人なのね。
でも、この新庁舎の時期に飢饉が続いたり、頼経が疱瘡を病んだりと、色々不幸が続いたので、僅か12年で幕府は若宮大路に移転しました。嘉禎二年(1236年)のことです。
でも最近になって「宇都宮辻子幕府を増改築したのが若宮大路幕府で、実際は同じ場所であった」という説も出てきたらしい。古文書研究とか歴史探訪って面白いよね。




※ 写真は、地図にあるカメラマーク の位置から撮影しました。写真をクリックすると、LiteBoxで大きな写真が展開します。
見事な枝ぶりの松。


植木屋さんに聞いた話では、マンションなど四角くて固い材質の建物には、松や樫など固い木の庭木は合わないのだそうです。どおりでワタシの居住区に、庭付き一戸建ての日本家屋が少ないから、松の木が見当たらないんだわ。
ここだけは、ちょっと様子が違い、駐車場になっています。この辺は路地ばかりだから、車を持ってもなかなか自宅に駐車は出来ないよね。
曲がりくねった路地だから、下水路も曲がってる。
自転車のおじさまの奥に見えるのが、大佛茶廊。
可愛い看板。
「右へ道なり入口左」と書いてある。
大佛先生は、無類の猫好きで、数十匹飼っていらしたといいます。愛用の品々(文鎮とか、蚊取り線香入れとか)も猫の物が多いです。
左の黒塀が、大佛次郎邸(迎賓館)です。今日は、鎌倉風致保存会による、年に2回の大佛茶亭公開日。いつもより人通りが多いのは、そのせい。
【参考サイト】
 鎌倉ぶらぶら…… 「幕府の配置図」
 大佛茶廊……大佛茶廊
 鎌倉風致保存会……大佛茶亭公開
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